梅雨の時期に発生する湿気がもたらす“カビ”。
高温多湿な日本の気候と、昨今の気密性の高い住まいの影響により
カビから完全に逃れることは難しく
カビひとつない住まいなんて存在しないと言っても過言ではありません。
とはいえ、カビが住んでいる人の健康に悪影響を及ぼし、
家の中の不快な臭いの原因となるのは明らか。
できる限り、このカビの増殖を抑えることが必要となります。
じめじめとしたいや~な季節
カビそのものの種類は数万種にのぼりますが、
一般家庭で見られるカビはそのうち30種程度。
さらに大別すれば、お風呂場などで頻繁に見る「黒カビ」
水周り全般にある「赤カビ(酵母)」
カビ臭いニオイの原因「青カビ」の3種類になります。
浴室でよく見られる黒カビ 水周りに多い赤カビ
チーズを作る際にも使われる青カビ
梅雨から真夏にかけての時期はカビにとって最適環境で、
気温が28度前後、湿度が80%ともなれば
どんなに掃除 が行き届いていても、カビは生えてしまうもの。
そんな状態においては、手のひらから出る皮脂、住まいの汚れ全般はもちろん
洗剤や建材までもが“カビのエ サ”となってしまいます。
だからこそあからさまな「カビのエサ」を放置することは住まいにとって死活問題なわけです。
あからさまなカビのエサとは即ち住まいの汚れ全般のことです。
カビは、目に見える大きさに成長した時点で既にコロニー(集落)化しており
多くの胞子を有して繁殖が激しくなっています。
カビの発生を見つけたら、面倒がらずにすぐに除去
というのが基本です。
毎日のお掃除は大変ですが、この時期はとくに頑張って下さいね