「公道と私道はどう違うのでしょうか？」

 

どちらも一般的には道路と呼んでいて、私道も公道も私達には聞きなれない言葉です。

 

公道は、国や地方公共団体が管理している道路のことです。

文字どうり公（おおやけ）の道路で、誰もが通行できる、天下の道です。

修理や、拡幅、付け替えと言った工事もここが計画し、業者が請け負って行います。

一方、私道は個人や企業が所有している道路のことです。

従って、管理も基本的には個人や企業が行います。

例で言いますと、

「私道負担あり」に多く見られる、行き止まりになる道路のケース。

殆どが私道負担となります。

但し、私道でも建築基準法上の道路であれば公道のような扱いになります。

たとえ、個人所有地や私道であっても、道路位置指定や開発道路には利用の制限が出てきます。

個人の持ち物であっても、個人の持ち物ではない、それが建築基準法で認められた私道です。

建売住宅の私道負担の殆どの場合、これに該当します。

ちなみに建築基準法上の道路である私道の価格は、ほぼゼロです。

道路は複雑で 権利関係がややこしくトラブルにもなりかねません。

簡易な説明でしたが道路によっても異なりますので、

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